noki’s diary

タルパと私のログ

タルパの真名と姿

こんにちは、ノキです。

古の時代(?)、タルパ界隈では「タルパの真名と姿は出さない方がいい」という傾向がありました。

 

懐かしいのでちょっと思い出しながら書きたいと思います。

 

そもそも「真名」ってなんやねん、って話なんですが。

 

マナ・・・は書いて字のごとく真の名前ですね。タルパの本質を定める、特別な名前を予め決めておくわけです。

 

真名を定めた後は通り名を別で用意しておき、外部に紹介する時は通り名を使います。

 

使い分けることで何が起こるかと言うと、まあ、あれです。真名は相手を支配できる言霊なので、そいつで縛っておけば色々と安心よねってお話です。いわゆるセーフティネットとして真名を設定しているわけです。緊急コマンドを入れる為に必要なパスワード≒真名って考えですね。

 

例えばタルパの言動がおかしい時に本人確認のために真名を名乗らせる。タルパが暴走したときは真名で従わせる。・・・などなど、メリットは多いです。

 

私は地獄先生ぬ〜べ〜という漫画が好きだったのですが、その中でも真名・・・もとい「忌み名」という物が登場します。

 

作品の中では、ふとした事から忌み名を知られてしまった子が、その名と共に命令されると、まるで催眠術にでもかかったようにその通り行動してしまう・・・というお話でした。

 

現実では例え催眠術を使っても、その人の倫理観に反する命令は拒絶出来ますし、実際に忌み名や真名が付けられていたとしても、漫画のようになんでも言いなりになる事はありません。

 

ですが、真名や忌み名に呪術的な要素や概念が存在していて、行動を制限したり活用できるという思想があることは確認できると思います。

他の作品だと、ゲド戦記も限られた人しか知らない本当の名前があったように思います。これも、他人を操れてしまうので信頼できるひとにしか明かさないという呪術的な理由だったと思います。

魔術の世界でも、本当の名前という物は特別な意味を持っているとされています。

 

興味があったらぜひ調べてみてください( ˇωˇ )

 

そんなこんなで、「タルパの真名は隠した方がいい」というお話が昔はあったんですよ。今もですかね?

 

なので、うちのタルパ達も公表している名は全て通り名です。全員カタカナで2文字なのはそういう事なんですね。本当の名前じゃなくて通称だから、読みやすく単純な物に統一しています。

 

更に、タルパの姿も晒さない方が良い、という話もありました。

 

これは、ネットリテラシー的に個人情報を出すことが今よりタブー視されていた時代という背景もありますし、版権タルパ同士の衝突や、思念体という存在だからこその魔術的な牽制の意味も強かったようです。まあその、呪いとかかけられても姿が見えなければ当てられないよね、ってことです。

 

他にも、姿を知らなければ意図的に姿形を似せられたタルパを他人に作られることもないですし、勝手に透視されて真偽が定かではない事を言われても相手にする必要が無い・・・というメリットもあります。

逆に特徴を言い当てられたら(お、タルパの存在を認知されてる〜!)って嬉しくなりますしね!

 

完全に私個人の考えなんですが、この流れを当時断ち切った方がいました。名前は伏せますけど。男性タルパが2名いらっしゃる方でした。

 

彼女はとても絵が上手でしたので、積極的にタルパの絵を公表されていました。

その波に乗るように私もブログでイオ君のイラストを公開し始めましたし、チラホラと他の方も絵を載せるようになっていったように思います。定かじゃないですけどね。他の方はそんなことないよ、と言われるかもしれません。

 

その方は最終的には嫌がらせを受けてブログに鍵を掛けてしまいましたし、今は界隈から引退されてしまったようです。出る杭は打たれてしまうんですよね。

 

ちなみに、姿形を晒す事で得られるメリットもあるようです。

とあるタルパさんはそのメリットを狙っていると聞いたような、聞かないような(ボカす)

 

タルパの姿を載せないコミュニティも良かったですし、今のように積極的に画像を載せる、タルパを描き合うコミュニティ、どちらも一長一短だなと私は思います。